貯蓄と家計 2026
貯蓄割合シミュレーター
月の手取りと貯蓄額を入れると、貯蓄率と、目標割合(10%・15%・20%・30%)ごとの月額・年額・10年後の積み上げがわかります。年収しか把握していない場合は、年収から手取りを換算できます。
目標割合ごとの金額
いずれも利息・運用益を含まない単純な積み上げです。
| 目標 | 月いくら | 年いくら | 10年で | 今との差 |
|---|---|---|---|---|
| 10% | 25,000円 | 300,000円 | 3,000,000円 | 達成済み |
| 15% | 37,500円 | 450,000円 | 4,500,000円 | 達成済み |
| 20% | 50,000円 | 600,000円 | 6,000,000円 | 月 +10,000円 |
| 30% | 75,000円 | 900,000円 | 9,000,000円 | 月 +35,000円 |
一般に20%を目安として紹介されることが多いものの、住居費の比重や家族構成で適正な割合は変わります。今の水準が生活を圧迫していないなら、無理に上げる必要はありません。
貯蓄率の考え方
貯蓄率は月の貯蓄額 ÷ 月の手取りです。分母を額面ではなく手取りにするのは、 社会保険料と所得税・住民税が先に引かれ、自分で配分できるのが手取りの部分だけだからです。 たとえば手取り25万円で毎月4万円貯めているなら、貯蓄率は16%、1年で48万円になります。
金額ではなく割合で持っておくと、昇給や転職で手取りが変わっても同じものさしで比べられます。 手取りが増えたときに生活費だけが膨らんでいないか、割合を見ればすぐわかります。逆に、何%が正しいかは一律には決まりません。住居費の比重、家族構成、地域、 その年に予定している大きな支出で適正な水準は動きます。他人の数字に合わせるより、 今の割合を起点にして無理のない幅で動かすほうが続きます。
このページの10年後の金額は、いずれも利息や運用益を含まない単純な積み上げ(月額 × 120か月)です。金利や利回りを仮定していないので、実際に金融商品で運用する場合の結果とは異なります。 また、月の手取りと月の貯蓄だけを見ているため、賞与から貯める分は含まれません。
手取り別・目標割合ごとの月の貯蓄額
かっこ内は1年間の合計です。
| 月の手取り | 10% | 15% | 20% | 30% |
|---|---|---|---|---|
| 15万円 | 15,000円(年18万円) | 22,500円(年27万円) | 30,000円(年36万円) | 45,000円(年54万円) |
| 20万円 | 20,000円(年24万円) | 30,000円(年36万円) | 40,000円(年48万円) | 60,000円(年72万円) |
| 25万円 | 25,000円(年30万円) | 37,500円(年45万円) | 50,000円(年60万円) | 75,000円(年90万円) |
| 30万円 | 30,000円(年36万円) | 45,000円(年54万円) | 60,000円(年72万円) | 90,000円(年108万円) |
| 35万円 | 35,000円(年42万円) | 52,500円(年63万円) | 70,000円(年84万円) | 105,000円(年126万円) |
| 40万円 | 40,000円(年48万円) | 60,000円(年72万円) | 80,000円(年96万円) | 120,000円(年144万円) |
先取り貯蓄の3ステップ
「余った分を貯める」やり方だと、割合は毎月の使い方に左右されます。順序を逆にして、 先に貯める額を引いてから残りで暮らす形にすると、貯蓄率が意思の力に依存しなくなります。
- 1. 金額を1つ決める
上の表から目標割合を選び、月いくらにするかを確定します。迷うときは今の貯蓄額に 数千円足したところから始めると、生活を大きく変えずに済みます。 - 2. 受け取る口座と貯める口座を分ける
給与振込日の翌営業日に、決めた額が自動で貯蓄用口座へ移るように設定します。勤務先に財形貯蓄や 積立の制度があれば、給与から直接引いてもらう形がいちばん確実です。手で振り替える運用は、 忙しい月に飛びます。 - 3. 残高だけで暮らし、3か月後に見直す
移したあとの残高を1か月の予算とみなします。3か月続けて無理がなければ1〜2%ポイント上げ、 途中で貯蓄用口座から戻す月が出たら、その分だけ下げます。続く水準に調整することが、 高い割合を一度だけ達成することより効きます。
よくある質問
手取りの何割を貯金すればいいですか?
一つの正解はありません。一般に20%を目安として紹介されることが多いのですが、適正な割合は住居費の比重・家族構成・住んでいる地域・その時期に予定している支出で大きく変わります。家賃や住宅ローンの負担が重い時期は割合が下がりやすく、それ自体は珍しいことではありません。まず今の割合を数字で把握し、そこから1〜2%ポイントずつ動かして3か月続くかを見るほうが、他人の目安に合わせるより現実的です。
貯蓄率は額面と手取りのどちらで計算しますか?
手取りで計算します。額面からは社会保険料と所得税・住民税が先に引かれ、実際に配分できるのは手取りだけだからです。額面を分母にすると、同じ生活をしていても年収が上がるほど貯蓄率が低く見えてしまい、月々の家計の判断には使いにくくなります。このシミュレーターも分母は月の手取り(給与明細の差引支給額)です。
ボーナス(賞与)は貯蓄率に含めますか?
このシミュレーターは月の手取りと月の貯蓄だけで計算するため、賞与は含まれていません。年間で見たいときは「(月の貯蓄額 × 12 + 賞与から貯めた額)÷(月の手取り × 12 + 賞与の手取り)」で計算してください。賞与をあてにした割合は、支給額が変わった年に崩れやすいので、毎月の分と分けて把握しておくと安全です。
計算の根拠
最終確認: 2026-08-27 · 根拠法令・料率の改正は毎日自動モニタリングし、人が原文を確認して反映します。
関連ツール
手取りそのものを確かめてから割合を決めると、数字がぶれません。